HPV単独法とは
2025.01.18
HPV単独法とは?
HPV単独法は、子宮頸がん検診の方法の一つで、従来の細胞診に代わり、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかどうかを調べる検査です。HPVは、子宮頸がんの原因となるウイルスです。
HPV検査単独法の特徴
- 早期発見: HPV感染は、子宮頸がんになる数年前から起こることが多く、HPV検査は、細胞ががん化する前の段階で異常を発見できます。
- 精度向上: 細胞診では見つけにくい、初期の異常を検出できます。
HPV検査単独法の流れは?細胞採取: 子宮頸部から細胞を採取します。細胞診と同様、内診でブラシなどで採取します。
- HPV検査: 採取した細胞を検査し、HPVに感染しているかどうかを調べます。
- 陽性の場合: HPVに感染している場合は、追加で細胞診を行います。
- 陰性の場合: HPVに感染していない場合は、一定期間後に再度検査を行います。
- HPV検査と細胞診の結果によって異常なし・追跡検査が必要な方・すぐに精密検査が必要な方に結果がわかれ通知されます。
子宮頚部細胞診との違い
※横浜市子宮がん検診では令和7年1月より30歳から60歳の女性を対象に5年に1回のHPV単独法を導入しています。市より郵送されてくるバーコードが必要となり費用は2000円となります。
詳細はこちらより